各地の支援団体

宮城県

NPO法人 キッズドア [第2回採択]※団体所在地は東京都

取組事例の主な分野:学びの支援

子供の貧困をなくしたい!負の連鎖を断ち切る、中長期的な学習支援

「父がリストラされ、お金がかかるので部活も辞めました。弟たちの面倒を見るので、家では落ち着いて勉強できません。高校に行けるか不安です。」中学生の声です。生活困窮世帯、ひとり親世帯、児童養護施設の子供など、様々な状況から高校や大学への進学を諦める子供がたくさんいます。 親の収入格差が教育格差につながってはならない。すべての子供が夢と希望を持てるように、生活困窮世帯等の子供への無料の学習支援を行っています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 仙台市近郊の中高生を対象とした無料学習会
    経済的に苦しい家庭、ひとり親家庭など、困難な環境にある子供たちの社会へのドアを開けるため、以下を開催。
    (1)タダゼミ:中学生対象の高校受験サポートを目的とした学習会
    (2)ガチゼミ:高校生対象の高校中退予防や大学進学サポートを目的とした学習会
  • 様々な悩みや困難を抱える中高生の学力向上と、保護者の精神的なサポート。留年や中退、将来の進路に不安を抱える高校生のための相談の場としても利用されている。
成果報告
  • 高校受験対策講座「タダゼミ」の開催:ボランティアを中心として主要5科目の受験対策の学習会や職員による三者面談、進路相談(44回・951名)。
  • 大学受験対策講座「ガチゼミ」の開催:ボランティアを中心とした学習会や職員による三者面談、進路相談による中退予防や大学受験対策(39回・501名)。

タダゼミの授業風景です。
毎回ボランティア講師が熱のこもった授業を展開します。
生徒たちも一生懸命勉強を頑張っています。