各地の支援団体

北海道

NPO法人 Kacotam [第1回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

子供の主体的な「やりたい!」を実現できる、安心して学べる居場所

経済的理由や家庭環境などによって「学びの機会」が得られず、「学びたくても学べない」「将来に希望が持てず、学ぶ意欲を持つことができない」子供がいます。そんな現状を受けて、北海道内で「環境に左右されない楽しい学びの場」づくりをしています。
中高生の要望により始めた「居場所」は常設の拠点となり、「分かりやすく教えてもらって勉強がすごく進んだ」などの声が届いています。既存の学習支援や他団体・関係機関のハブとなる、子供たちのニーズに応える居場所であることを目指しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 中高生の居場所づくり:勉強・おしゃべりなど、なんでもできる居場所。スタッフ数人が入って支援のニーズをくみ取る(週3回)。
  • ひとり親家庭や生活保護世帯の子供を対象にした1対1の学習支援(週1回)。
  • 子供の「やりたい」をカタチにするプロジェクト:Kacotamに参加する小中高生の「やりたい」をスタッフや企業、他団体、地域の方々の協力を得て実現する。コミュニケーション能力、主体性が身につき、思いがカタチになることで、自信や自己効力感につながる。
成果報告
  • 中高生に対する居場所提供:遊びや勉強、スタッフとのコミュニケーションなど多様な活動を行うことができる場所を提供(144回・721名)。
  • ひとり親世帯及び生活困窮者世帯等の児童に対する学習支援(48回・107名)

小型コンピュータ「ラズベリーパイ」を使用して、電子工作やプログラミングを実践。子供4人が参加しました。