北海道
NPO法人 麻生キッチンりあん [第6回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
地域の子供を取り巻く社会環境の改善に取り組み、青少年の健全な育成に貢献する
ひとり親家庭の子供に対する学習支援と食支援を、関連するNPO法人や大学と連携し実施しています。子供食堂を毎月1~2回開設して子に対する食支援を実施するほか、子供若者の居場所づくりとして施設を開放しています。地域のボランティアの方に事業に参画していただいたり、商店街に加入し商店街の宣伝やイベントへ参加したりして、地域との密接な関係を構築しています。子の育成は、地域とともに、との思いで活動しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- ・季節行事を生かし食育を中心とした青少年の育成
近年薄れていく季節行事の意味を学習するとともに、その際に提供される食事などの意味や由来などの学習を通じて、行事に対する関心を持たせることを図る。講師役の大学生やボランティアの援助を受けながら調理することにより、他者とのかかわりの中での人格形成や自己肯定感の醸成を図る。
・「子ども食堂」の運営
親の仕事の都合などで不規則になりがちな子供の食事支援を実施、月に1ないし2回実施して、各回50食以上を提供している。
・自然体験
子供たちと市街近郊へ出かけて遊ぶなどの自然体験を通して、学習以外の学びを体験する。コロナ感染防止のため在宅時間が多い子供たちの閉塞感の打破などに、効果が期待できる。
地域の方に講師になってもらい、桜もち作りを開催したときの様子です。