各地の支援団体

埼玉県

十文字学園女子大学生活環境研究所 [第8回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

「居場所づくり」で互いに支え合う地域社会をつくりたい

ひとり親や多子世帯などの子育て世帯を支援するためのフードパントリー、遊び場づくりを定期的に行っています。また週1回の不登校児童生徒のための居場所づくり、夏休みの学習支援活動、冬のプレーパークなど、1年を通して子どもたちや保護者の居場所づくりを実践しています。いずれの活動も、商店会、町内会、学校、教育委員会、ならびに種々の地域団体など、多様な主体と連携しているのが特徴となっています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

当団体では支援金を活用し次の事業を実施します。

1.ひとり親・多子世帯パントリー事業
市内2か所(商店会フリースペース、十文字学園女子大学)において、ひとり親や多子世帯など厳しい状況にある子育て世帯を対象として、食料品や日用品、化粧品の配布、遊び場やカフェづくりを年間12回、商店会や地域団体と連携して行います。

2.不登校児童生徒のための居場所づくり(とことこぷらすのへや)
不登校児童生徒のための学習支援・活動支援活動を、大学内に「学習支援センター」を設置して学生ボランティアが中心となり、原則週1回(長期休み期間を除く)、年間35回程度行います。また保護者支援も併せて行います。

3.夏休みの学習支援活動(宿題応援隊)
市内2か所(集会所等)において、地元の小学生を対象とした夏休みの学習支援・体験活動、ならびに食事支援を地域の学校、町内会、民生委員、児童委員などと連携して実施します。

「宿題応援隊」でともに昼食をとった後、児童にエールを送る校長先生