東京都
NPO法人 フードバンクTAMA [第2回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
多くの子供たちが、満足な食事が摂れるように支援の輪を広げる
今の日本では、食べられるのにもかかわらず廃棄されている食品がある一方、満足な食事がとれずに食品の支援を求めている子供たちが存在します。このアンバランスを解消して共生社会を実現することを目的として、東京多摩地域において、食品関連企業や個人等から食品の寄付を受け、児童福祉施設等へ提供しています。食事後に「ごちそうさまでした」と、笑顔で応えられる子供たちが1人でも多く増えることが私たちの願いです。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 満足な食事が摂れない子供たちを支援するために、自治体や社会福祉協議会等と連携して、企業等から寄付を受けた食品を以下のとおり提供
(1)子供のいる貧困家庭を対象に、夏休み・冬休みに食品を提供
(2)多摩地域の児童福祉施設等へ定期的に食品を提供
- 子供の貧困問題解決に向けて、講演会開催等の啓蒙広報活動の推進
- 子ども無料塾の開設
- 食のネットワーク協働体制の構築
成果報告
- 子供のいる貧困家庭への食料支援:子供のいる貧困家庭へ定期的に食品を提供(12回・231世帯)。
- 児童福祉施設への食料支援:児童福祉支援施設へ定期的な食品提供(51団体・582回)。
- 講演会開催等の広報:シンポジウムの開催、ホームページでの情報発信(シンポジウム2回・222名)。
- 子ども無料塾の開設:満足に教育が受けられない子供への支援(月4回)
- 社会福祉協議会等との連係:社会福祉協議会やNPO法人等との多摩地域協働体制の構築(30団体)。
夏休みに入ると、満足な食事が摂れない子供たちがいます。そうした子供たちが少しでも喜ぶように食品の支援をしています。