東京都
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
団体設立から約18年、その時々のニーズに基づき、社会人と学生が協働して教育課題の解決と価値の創造に挑み続けている。2023年4月現在、以下の6つの領域で活動を展開中である。
1 「学校ソリューション領域」:小中高への大学生の派遣
2 「メディアコンテンツ領域」:教員向けWEBサイト運営
3 「防災・復興領域」:被災地支援と防災教育
4 「イベント・コミュニティ領域:」教育がテーマのイベント企画
5 「ピアサポート領域」:オンラインでのこどもの居場所運営
6 「教育シンクネット領域」:調査研究活動、政策提言の実施
貧困状態にある、ギフテッド傾向のあるこどもとその保護者の居場所支援事業を行う。
ギフテッド特性があるこどもは、学校に適応しづらい傾向にあるが、明確な診断名でないことから公的支援を受けづらいという現状がある。
加えて、貧困家庭の場合は、経済的事情により、こどもの好奇心を満たせる民間の習い事等の教育サービスの利用ができず、より一層孤立・孤独状態に陥りやすい。
本事業では、この孤立・孤独感の解消を目的に、以下のサービスを、保護者が就学援助の対象となる「要保護者・準保護者」に該当する家庭に、必要に応じてIT機器の支給等も行いながら、無償で提供する。
1 こども向け
・メタバース空間等を活用した居場所への参加
・大学生メンターとの月2~4回のオンラインでの対話の機会
2 保護者向け
・オンライン上のチャットコミュニティへの参加
・定期的に開催される勉強会や親の会への参加