東京都
任意団体 葛飾区次世代育成支援団体ハーフタイム [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
さまざまな生きづらさを抱えた子供に、「笑顔」と「強さ」が生まれる支援
低所得世帯の子供が成人しても自立できず、同じような貧困状態に陥ってしまう「貧困の世代間連鎖」が社会問題になっています。葛飾区などに住む低所得世帯をはじめとした、さまざまな生きづらさを抱えた子供たちが、「学力」と社会で生き抜く「生活力」を身につけ、自信を持って生きられるよう支援しています。
「子供一人ひとりの思いに寄り添う」を合言葉に、大学生のお兄さん・お姉さんボランティアや、地域の支援団体、関係機関と連携・協働し、子供たちの笑顔のため、活動しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 活動拠点の拡大:葛飾区内の2拠点(金町、立石)で、通所型と、不登校などの小中高校生の家庭などへの訪問型による、個別の学習支援・生活支援などを行う。大学生・地域のボランティアが一緒に寄り添い、遊んだり、勉強をしたりする「たまり場」(2拠点×週1回)。学習に集中できるようになった子供に対し、他団体とも連携し、高校進学に向けた学習支援を行う「寺子屋くらぶ」(週1回)。
- ボランティアスタッフの拡大:定期的に大学などに訪問して事業紹介を行い、ボランティア学生の拡大を図る。
- NPO法人化を目指し、事業計画・実施、広報活動などを強化。
成果報告
- 学習支援事業及び居場所事業:生活困窮者世帯を対象とした通所型と家庭訪問型の学習支援及び居場所事業を実施。新たな活動拠点を新設することで、学習支援と生活支援の拡大(690名)。
国民運動発起人の坂本博之さんから、プロボクシングの観戦に御招待いただきました。家庭環境や交友関係などさまざまな事情により気分が落ち込むこともある子に、少しでも活力を持ってもらえるよう、みんなで一緒に観戦しました。