取組事例
現在、日本の子供たちの約7人に1人が貧困状態にあり、8万人を超える子供が虐待を受け、12万人以上の小中学生が不登校となっています。また、経済格差が教育格差に繋がり、貧困が世代間で連鎖していることも明らかになってきています。 当団体では、こうした我が国の子供たちを取り巻く困難な環境、とりわけ“子供の貧困”問題の解決を目指し、学習や生活面、発達に困難を抱えた子供たちが、自立に必要な力をつけるために、質の高い学習機会・育ちの場を提供しています。子供の人生が変わる現場づくりとして、自立するための力を育てる学習支援事業、安心・安全な育ちの場を提供する居場所支援事業、子供の困難が生まれない社会への変革を目指す人財育成事業、支援の必要な子供たちが見過ごされない日本社会の実現を目的とした普及啓発・アドボカシーの事業も行っています。
学習支援プログラムに参加している小学生。算数と英語の支援を実施しています。