取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
子供同士のコミュニケーションをはかり保護者の悩みに寄り添う
経済的困難家庭の子供を含む地域の子供たちに、食事と食育の機会を提供しております。孤食を防止し、家庭と地域とのつながりを作ることで、相談の窓口となるような仕組みを作ることを目的に、母子一緒に参加できる子供食堂を運営しております。あわせて、子供たちの多文化共生・国際感覚の向上、日常生活とは異なる体験をしてもらうことを目的に、外国人留学生との交流を子供食堂での食事後に行っております。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 毎月第2・4金曜日の夜に、浜松市東区中ノ町地区の母子・父子家庭や経済的困難家庭の親子および参加希望の一般家庭の親子を対象に、子供食堂事業を実施。
中ノ町地区自治会連合会・同社会福祉協議会、小学校やまちづくり団体等と連携し、ボランティアの募集、食材提供者の情報収集、困難家庭の情報収集および広報活動を協働で実施している。
食事後には自由時間を設け、家庭的な環境の中で宿題等の学習支援を行うとともに、地域人材を活用した将棋や手品、折り紙などでの世代間交流を行っている。また、留学生との共生活動団体・はままつ Global Houseとの連携により、ゲストティーチャーの外国人との交流の時間を設け、国際交流を通じて、子供たちへの多文化共生を推進している。
地域の子供は地域で育てる意識で、事業を通じて子育て中の保護者が地域とつながることで、相談できる窓口が増え、問題を抱えている家庭の支援につながっている。
成果報告
- ・中ノ町げんき食堂の開催:
中ノ町地区の母子・父子家庭や経済的困難家庭の親子と地域の親子を対象。また、食事の提供だけでなく、学習支援、外国人留学生との交流、子供たちの自律性を育む取組なども提供(18回、254名)
家庭的な環境で、子供たちや外国人留学生も一緒に食事をします。集団での食事のマナーや食育についても学びます。