各地の支援団体

愛知県

NPO法人 こどもサポートネットあいち [第1回採択]

取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援

自分も周りも、大切にできるように。子供たちの「自立」を支援

会的養護施設等の退所者のうち、「高校卒業以下で自立」を余儀なくされる約9割の子供たち。そうした子供(貧困家庭の子供も含む。)の「社会的自立」支援のため、給付型奨学金の紹介、申請の支援、職業選択支援をしています。
自己肯定感を持って自立できるように、また相手を尊重できるように、子供の成長を大切に、「孤立しない地域社会の構築」を目指しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 自立支援相談:生活・進路・就職等に悩みを抱える中高生、社会的養護施設等退所者や地域の困窮学生を対象に、来所相談、メール・電話(時間外も可。)対応。内容によっては臨床発達心理士や社会福祉士など、専門家と連携(週5日)。
  • 居場所事業:中高生、社会的養護施設等退所者、地域の困窮を抱えた児童に、管理栄養士の指導のもと、自立のための食事づくりを練習する機会を提供。食事後は、社会生活勉強会を実施し、先輩の体験談や専門家の話を聞き、自立のための準備や仲間づくりの場として活用(月2回)。
  • 東海3県の社会的養護施設等へのアンケート調査、連携団体とのイベント共催、連携団体などへの後方支援としての訪問支援、大学進学等助成制度説明会、地域の子育てに悩んでいる親子を対象に「キッズおもちゃえほんサロン」の運営。
成果報告
  • 社会的養護等関係者の自立支援相談:学力や金銭等に係る進路・就労・生活上の課題について、相談を受ける事業を実施(週5日・2,653件)。
  • 居場所における自立に向けた管理栄養士2名による食事づくりの指導・勉強会(月2回・196名)
  • 居場所において、管理栄養士を交え自立のための食事の大切さと児童養護施設等の職員や退所者による講義と懇談会(月2回・196名)。
  • 社会的養護等施設に対する実態調査アンケート及び分析
  • 社会的養護等施設等に対する訪問にる運営支援(24件)

管理栄養士の指導のもと、食事作り。自立した後も自分で食事が作れるよう、管理栄養士に1回毎のレシピを作っていただき、1年分をまとめて、社会的養護施設等を退所する子供に配布します。