取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
「みんなで食べるとおいしい!」信頼できる居場所から、支援につなげる
みんなで食べるという事が楽しいと知らない子供、何らかの事情によりひとりで御飯を食べている子供。さまざまな困難を抱える子供たち。
「子ども食堂」を、広く地域の子供を対象に開催しています。さまざまな子供と関わり、より多くの貧困家庭の発掘と、継続的な支援を目指します。課題に応じて公共・民間の支援機関につなぎ、多様な解決策を提案。早期の自立をサポートします。
「お姉ちゃんやお兄ちゃんにどうやって高校や大学を選んだのか聞けてよかった」と、子供たちの声が届いています。温かく、希望を感じられる居場所です。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子ども食堂:育ち盛りの子供に適した栄養バランスの食事を提供。準備・食事・片づけを参加者全員で行い、食後はコミュニケーションの時間。申し出があれば別室で個別相談を受け付ける。隔月で食に関わる体験型イベントを企画。子供は100円、大人300円(月1回)。
- 事業報告会:市内の民間団体・行政機関の職員を対象に、子ども食堂が窓口となって支援につながった事例を紹介。子ども食堂開設を考える民間団体向けに、運営方法とポイントを解説。3年後に市内で9カ所の子ども食堂の実施と、「貧困家庭支援のネットワーク」構築を目指す。
成果報告
- 子供食堂(8回・284名)
- 臨時イベント:稲刈り体験や、わら納豆づくりなどのイベントを実施(4回・55組)。
- 事業報告会:成果報告や子供食堂を窓口として支援につなげた事例を紹介し、他の子供食堂や民間団体との知識の共有を図った(1回・6名)。
この日の献立には、地元の方から頂いた野菜を使いました。子ども食堂のスタッフが手際よく盛り付けていきます。