各地の支援団体

大阪府

一般社団法人 キャリアブリッジ  [第3回採択]

取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援

すべての若者と女性が豊かで自由な生き方・働き方を実現できる社会を創造する

2007年団体設立以来、様々な課題を抱える若者の就労支援を中心に活動し、公的支援事業の受託運営、自治体の調査研究や支援員対象の研修等に携わっています。生活困窮者自立支援事業や、定時制高校生へのキャリア支援事業も展開しており、地域の企業や教育現場とも連携を深めながら、様々な課題を抱える若者の就労支援に尽力しています。2017年『子供と家族・若者応援団表彰』子供・若者育成支援部門内閣府特命担当大臣表彰を受賞しました。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 家庭内暴力や経済的搾取、不登校、ひきこもり経験、発達障害、知的障害など、多様な困難を抱える生徒たちを対象に、定時制高校内で、就労を軸にした自立支援を行っています。進路イメージを早期段階から具体的に持つことで、進級・卒業のモチベーションを高め、不登校・中退を予防。学校・企業・地域と連携しながら、所属場所(就職先など)やセーフティネット機能(相談機関など)へのつながりを確保し、卒業後の社会漂流や、生活困窮リスクの軽減を目的としています。
    キャリア支援では職業適性検査や個別面談などを通じて自己理解を促進し、地域の企業と連携した職場体験実習を実施することで「将来地域で活躍する人財としての若者」の育成を多様なセクターによる共同事業として発展させます。
    また、持続的な生活の基盤となる自己効力感の向上に注力した支援プロセスの開発を目指しています。
成果報告
  • ・定時制高校生を対象に就労支援(職業適性検査、個別面談、職業体験学習等)を実施(322回、1053名)
    ・定時制高校内で行われる進路支援会議への参加:教員と関係を構築し、連携することで支援の精度の向上を図る(23回)
    ・職場見学や職場体験学習の受入れ企業等を新規開拓(30社)

将来に向け自らの足で歩み始める高校生を応援する、キャリア支援。自己理解・職業理解を促進し自立へ向かう「はじめの一歩」です。