各地の支援団体

大阪府

一般社団法人 ヒューマンワークアソシエーション [第1回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

居場所・食事・生活・就労。総合的な継続支援で、地域で子供を支える

生活困窮世帯への「緊急支援」をはじめ、「子ども食堂」の開催、困窮世帯の親などへの総合支援を行っています。
子供4人と父親のひとり親世帯が当センターに来られた際は、親子とも欠食状態にありました。子供たちを預かっている間に、就学援助制度、生活保護制度申請へ同行しました。その後、親子は定期開催の「子ども食堂」に参加し、父親は就労支援の結果、無事に就職が決定した例がありました。
貧困の連鎖を止めるため、困難の中にある親子を継続支援します。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 生活困窮世帯への緊急支援:ふーどばんくOSAKAをはじめ、協力団体と連携し、食料・生活必需品を無償提供。返信用はがきを同封し、課題解決に向け、専門家相談、生活・就労支援につなげる。並行して「フードドライブ」を行い、食料・生活必需品の支援を広く呼び掛ける。
  • 生活・就労・メンタル支援:ひとり親、子育て世帯、児童養護施設退所者、刑余者などの課題解決に向けた、寄り添い型の支援。必要な職業訓練、支援を行う。
  • セミナー:ひきこもり・不登校など子供のことを心配している御家族を対象に開催。悩みを抱える家族を発見し、包括的な支援を行う。
  • 守口こども食堂(まんぷく食堂):子供の変化を把握し、支援につなげる。居場所の提供、学習支援・キャリア支援なども行う。イベントや職場体験なども企画(月2回)。
  • 大阪府内で子ども食堂設立を目指す団体・個人の支援。
成果報告
  • 子育てをする生活困窮者世帯へ食料及び生活必需品の無償提供:ふーどばんくOSAKAと連携し、生活困窮者世帯の食料及び生活必需品を提供するとともに、課題解決に向けた専門家相談や生活・就労支援を実施(42世帯)。
  • 生活困窮者世帯や児童養護施設退所者等への生活・就労・メンタル支援事業:キャリアカウンセラーを連携団体や相談社宅に派遣し、出前型の就労相談会を実施(17名)。
  • 「守口こども食堂」(まんぷく食堂)の運営:多世代地域ボランティアが食事を提供するとともに、支援を必要とする世帯を発見した際の専門機関との連携体制を構築(16回・389名)。
  • 「守口こども食堂」(まんぷく食堂)における子供の居場所提供(43回・523名)

ご飯を食べる前に、ボランティアさんに勉強を見てもらい、宿題に取り組みます。たこ焼きは、子供たち自ら料理し、小さい子供や大人にふるまいます。食後は、トランプやオセロで大盛り上がり。