大阪府
NPO法人 子どもデザイン教室 [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
「遊びながら、学ぶ!」 親と暮らせない子供の自己肯定感を高め、生きる力を
「生まれてこんかったらよかった。」これはある日、子供がつぶやいた言葉です。さまざまな事情で親と暮らせない子供たちが、児童養護施設や里親宅で暮らしています。こうした子供たちに「遊びながら学ぶレッスン」を提供しています。
これは、創造力・努力・対話力と、物事を計画して組み立てる習慣を、遊び感覚で会得する、社会体験型デザイン教育です。自立後、自分の人生が設計できる「自分デザイナー」になれるよう、育成しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子どもデザイン教室(月24回、年間288回) :
- 児童養護施設・里親委託の子供、一般家庭の子供を対象に、1年間を通して自分で企画した商品・サービスを製作・販売する、社会体験型デザイン教育を行う。
- 子供のステージにあわせた4つのレッスンを実施(幼稚園・保育園児は「造形工作レッスン」、小学生は「グッズデザインレッスン」、中学生は「創造力×対話力レッスン」、高校生は「アルバイト+インターンレッスン」)。企業と連携し、自立資金・学習資金の基金作りもしている。
成果報告
- 児童養護施設等の子供に対するデザイン教育:自らの将来を企画・設計できる自立心を育むことを目的とするデザイン教育を実施(756名)
※児童養護施設、里親委託、母子生活支援施設の子供は無償、その他の子供は有償
遊びながら学ぶレッスンの中で、子供たちが創作したキャラクターです。ものづくりから販売まで、社会体験型のデザイン教育を行っています。