各地の支援団体

兵庫県

一般社団法人 office ひと房の葡萄 [第4回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

困難な状況にある子供に居場所を提供し自立までを支援する事業

子供の社会的居場所事業は年末年始などを除いていつでも開いています。夜遅くまで開けたり朝早くから開けたり、大人の都合は脇において対応します。何も事情を聞かれず、話したくなれば聞いてくれる大人がいつもいます。家に帰っても独りぼっちな子は、居場所で安全で安心な時間を過ごします。学習支援では一人ひとりに合わせた勉強をします。何をどこから始めるのかは自由です。中断しても構いません。高卒認定試験合格のサポートもします。

子供の未来応援基金の支援による活動紹介
  • 子供の社会的居場所事業「ぐれいぷハウス」の運営及び学習支援事業「学習支援げんき!」の実施を通じて、以下のような支援を行う。

    ・高校中途退学者の高卒認定試験合格のサポート

    ・進路進学希望先の情報を提供し、見学やオープンスクールなどへ連れていくことや、相談を通じて納得の行く進路進学先を一緒に探す。

    ・コロナウィルスの感染防止のため学校が休業している間、オンライン授業を実施。ぐれいぷハウスに来にくい子供も利用している。

    ・家族の入院などで食事がとれない子供への食事の提供。

    ・一人ひとりの子供とつながり、困りごとや心配ごとの相談を24時間受けている。

    DV、性暴力など被害に遭った子供への対応と関係機関への連絡。

    ・学校とも連携し子供の変化などについて情報を共有し本人、養育者のニーズに沿った対応をする。

    ・養育者の相談を受ける。
    ・養育者支援としての幼児の一時預かり。

ぐれいぷハウスは小さな平屋です。子供たちは好きなことをして過ごしています。