各地の支援団体

広島県

NPO法人 食べて語ろう会 [第2回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

家庭環境に恵まれない子供や青少年に食事や居場所を提供し非行・再非行を防止する

家庭環境に恵まれない子供や青少年が非行・再非行等に陥らないで、成長発達を遂げるため、食事や居場所等の提供や各種の相談対応により生活支援を行うとともに、文化・芸術、スポーツ、多様な学び、資格取得、就労の機会を提供するなどして成長を支援しています。また、貧困と非行の連鎖を防止するため、家庭環境に恵まれない子供や青少年、その家族やコミュニティーを支援しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 基町の家で、子供に食事や居場所を提供し、相談に乗るなどの事業:
    現在、広島市中区基町の市営住宅の一角を広島市から借りて「基町の家」と名付け、日々の活動の拠点としている。基町の家には、毎日、理事長の中本忠子をはじめ複数のボランティアスタッフが常駐し、食事を準備し、家庭環境に恵まれない子供や青少年(以下「子供たち」という。)に提供している。基町の家は、そうした子供たちが安心してくつろげる、貴重な居場所となっている。スタッフは子供たちが基町の家に来て持ちかける、様々な相談に適宜対応するほか、必要に応じて弁護士など食べて語ろう会の協力者と連携して子供たちの困りごとに対応している。
成果報告
  • 食事と居場所の提供:昼食、夕食(365日・8,874名)。
  • 相談、学習支援(相談:803件、学習支援:週1回・1名)。

広島市中区基町の市営住宅の一角にある「基町の家」。中では、ボランティアスタッフが子供たちを迎えるため、食事の準備をしている。