各地の支援団体

福岡県

NPO法人 フードバンク福岡  [第3回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

「もったいないをなくし おすそ分けをあたりまえに」する、循環型社会の構築

フードバンクは、「食品を提供したい人」と「食品を必要としている人」をつなぐ役割を果たしています。私たちは、食のセーフティネットを支えるフードバンクの仕組みづくりをはじめ、食の地産地消が地域に根差し、食品がムダなく活用され、誰もが新鮮で安全な食品を分かち合える豊かな社会づくりを目指して活動しています。具体的には、地産地消型の食品ロス削減事業、フードドライブ、子どもの未来応援プロジェクト事業、食のセーフティーネット構築事業、福祉施設支援事業などを展開しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • フードバンク福岡では、学校、子供食堂、行政や社会福祉協議会、福祉施設等へ、食品提供を行ってきた(食品取扱量:2016年度13トン、2017年度44トン、2018年度74トン)。うち、子供食堂・子供の居場所をはじめとする子供関係への支援は、36%(2017年度)から53%(2018年度)と上昇傾向にあり、食べ物を必要とする子供たちが急増してきた。そこで、今年度は以下の事業を拡充。
    地域や学校、スクールソーシャルワーカーと連携し、小・中学生に対し、朝食サポートや部活の捕食を本格実施。
    東区地域に新しく配布拠点を整備し、この地域の子供食堂・子供の居場所をはじめとする子供への支援をする団体が、食品を受け取りやすくする(週1~2回配布、約2トン(4,762食分)にあたる食品の提供を目指す)。
    以上により、子供たちが地域で温かく見守られ、成長できるよう、健全育成に貢献する。
  • 地域や学校、スクールソーシャルワーカーと連携し、小・中学生に対し、朝食サポートや部活の捕食を本格実施。
  • 東区地域に新しく配布拠点を整備し、この地域の子供食堂・子供の居場所をはじめとする子供への支援をする団体が、食品を受け取りやすくする(週1~2回配布、約2トン(4,762食分)にあたる食品の提供を目指す)。
    以上により、子供たちが地域で温かく見守られ、成長できるよう、健全育成に貢献する。
成果報告
  • ・小・中学生への朝食サポートとしてバナナの配布や、子供食堂等の団体やひとり親家庭などに食品配布を実施(食品取扱量85.7トン、食品提供企業116社、食品提供団体122団体)
    ・企業と連携し、商業施設内にフードバンク拠点を設置(1カ所)
    ・地域や行政、企業へフードバンク活動を周知するため、イベントを開催(豚汁をふるまうイベント:2回、400名、シンポジウム:1回、110名、セミナー:1回、105名)

子供食堂と、フードドライブの様子です。フードバンク活動は、「食品を提供したい人」と「食品を必要としている人」とでつくる活動です。