佐賀県
(一社) 基山こどもねっと [第6回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
基山町の孤立した子供を学習支援をキッカケに社会とつなぐ
2020年から、休眠預金を使って、個別の学習支援や発達支援を必要とする子供やその家庭を対象に、基山町と連携して孤立した家庭への宅食や親子で学ぶ学習教室などを行っています。インクルーシブで安心安全な居場所を作り、子供たちが元来持っている可能性を引き出すための教育機会を提供できるような地域づくりを目指します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 基山町と佐賀県内で、未就学児から小中学生を対象とした事業を行っている。
① 小中学生を対象にした個別の学習支援教室
オンラインを使った学習支援を基山町内の公民館や小学校の教室を借りて実施。講師は、全国のボランティア講師約300人
② 未就学児の発達支援
基山町内の6つの園と協働し、体と心と頭を、リズム運動や呼吸法、気持ちとことばを繋げる遊びなどを実施。
③ 宅食
スクールソーシャルワーカーと、孤立した家庭への食材提供をきっかけにしたアウトリーチ
④ 親子の学習教室
「勉強の技術」という教授法を使い、大人が子供に教えるのではなく、大人と子供が一緒に学ぶ教室を開催
⑤ 不登校への取り組み
佐賀県内のフリースクールや保護者、行政関係、議員などとネットワークを作り、「不登校をなくす」ではなく「不登校の子どもに“居場所”と“学習の機会”を作る」という視座で課題に対峙している
これらの活動を通じ、地域の教育力を上げたいと考えている。
頭と体をつなげる活動「さくらんぼリズム」は、音楽に合わせて体を動かすことを通して、「運動」「感覚」「脳中枢」神経を発達させることが目的