各地の支援団体

熊本県

いこいスペース ∞ こあ まるちゃん家 [第4回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

食堂を拠点に天草の子供と親を地域で見守り自立支援する

貧困や虐待等困難な状況にある子供たちを救うためには、直面する食の問題を解決し、親の抱える問題について長期的な対応が必要です。週一回の子供食堂「まるちゃん家」を実施し、子供への食事提供・遊びや学習支援等、安心できる居場所を提供しています。また、困難な状況にある家庭に寄り添い、相談支援から必要な支援に繋げる事業も行なっています。サポートには地域の様々な主体を巻き込み、見守りネットワークを構成していきます。

子供の未来応援基金の支援による活動紹介
  • ●地域の拠り所としての子供食堂の開催(食事・学習支援の提供)
    ・孤食やひとり親・共働き世帯の子供を中心に、食育や自立して調理できる力を養うことを踏まえたサポートを実施。子供食堂に来られない家庭を対象にフードドライブも提供していたが、新型コロナウィルスの影響により、子供食堂の活動は休止し、現在はフードパントリー活動にてひとり親世帯、生活困窮世帯への食料、お弁当配給活動を実施中
    ・元教職員や学生ボランティアの協力を得ながら、放課後の学習支援を提供。(子供食堂の開催時)
    ・他校生徒・異学年や多世代交流の場の提供、ゲストティーチャーを招いての各種体験活動を実施。(子供食堂の開催時)

    ●相談支援活動
    SOSを出せる場所になるよう、子供・親の悩みを傾聴し専門機関に繋ぐ。

    ●制服リユース活動
    ・行政・学校と連携し、制服及び学用品が行き届いていない子供への提供支援。

    ●その他
    ・市民農園での農業体験による交流。
    ・防災食クッキング教室の開催。

    ・市民啓発に繋げる広報活動や外部機関との連携企画の実施。

「ここにあつまれ♪ ここであそび・まなぼう! ここはあんしん♥」~子供を真ん中にしたご縁の和・地域の居場所を育みます。