宮崎県
一般社団法人 らしくサポート [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
ひとり親家庭、生活困窮家庭をサポートし、「夢をあきらめない社会」を目指して活動中
「塾代が高くて通わせられない」家庭や、「もっと勉強したい!」と希望や目標のある子供たち。親の収入による経済格差と教育格差の問題に重点を置き、子供たちの学習支援を行います。これまで行ってきた学習支援に加えインターネット配信型の学習を盛り込み、学力向上を図ります。また、学習支援に加え、各世帯への夕食支援・食材の提供・衣料品等の提供など生活支援を行います。今後、親の就労支援・資格取得支援を取り入れ、親の自立と経済的な安定につながる支援を行っていく予定です。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 学習支援と居場所づくり:小学校の部は宿題・教科書を中心に基礎の定着(月・火・水)。
中学生の部は学力・学年に応じて問題集やプリントを用意し指導(火)。
新拠点となる教室では、配信型の学習支援に主に取り組み、個別指導を行っている(水・土)。
夏休みには新拠点を解放し、居場所づくりを行う。地域の企業と協働で職場体験・体験授業を取り入れる(小学生2回、中学生1回)。
- 子供の親の支援:ひとり親で資格取得やスキルアップ希望者を対象に学べるよう支援。
洋服・制服などのリユース品を無料提供。
- 食の支援・居場所づくり:地域で飲食に携わる方々の協力を得て交代制で支援を行う。
成果報告
- 学習支援(週3回・1,619名)
- 行政への同伴支援や電話相談(14件)
- 食料や衣料品の配布(265世帯)
- 子供食堂:弁当屋と連携し、弁当を配布(月2回・265世帯)。
元気よく手をあげる子供たち。学べる環境が整ったことで今まで以上にやる気が見られるようになりました。