一般社団法人リビングアメニティ協会(東京都・千代田区)、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(東京都・新宿区)
2023年 5月 29日 掲載
共同で発表を行った、こども家庭庁の吉住支援局長(左)、全国こども食堂支援センター・むすびえの湯浅理事長(中央)、リビングアメニティ協会の瀬戸会長(右)
2023年(令和5年)5月15日、こども家庭庁は、一般社団法人リビングアメニティ協会(以下、「ALIA」)、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、「むすびえ」)と、「ALIAこども応援プロジェクト」について共同発表を行いました。
「ALIAこども応援プロジェクト」では、「ALIA」の会員企業である住宅部品(設備・建材)メーカー等の商品・サービス等を、「むすびえ」を通じて、希望する「こども食堂」に無償(※)で提供します。(※設置工事費等を自己負担いただく商品もあります。)
「むすびえ」は、こども家庭庁が全国的なネットワークを持つ3つの団体と連携したマッチングネットワーク推進協議会の構成団体のひとつで、このたびのプロジェクトは、こども家庭庁として公表する初めてのマッチング案件となります。
「ALIAこども応援プロジェクト」第1回目の支援先公募の概要は次の通り。
〇「ALIAこども応援プロジェクト」第1回支援先公募:
募集期間:2023年5月15日~5月31日
募集方法:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえから全国のこども食堂へ情報を発信し、
希望者を公募、選定(むすびえとALIAで連携協定を締結)
募集内容:ALIA会員11社から、18種類の製品・サービス等を計66団体に提供
今回公募する商品は、ガス給湯器や温水洗浄便座、木質床材や断熱内窓、ガス炊飯器やガラス食器などを用意するほか、会員企業の企業ミュージアム見学なども。募集内容の詳細と申込み・問い合わせ先等は、「むすびえ」のWebサイトよりご覧ください。
●「むすびえ」Webサイト「ALIAこども応援プロジェクト」公募ページ
ALIAでは、今年秋ごろにも同規模の支援先の公募を行う予定で、2023年度中に計130団体以上に提供するとしています。
こども家庭庁の吉住啓作支援局長は、「このたびのプロジェクトは、住宅設備を通じたこども食堂支援という新たなアプローチを切り拓くものであり、企画されたリビングアメニティ協会、実現に向けて尽力いただいたむすびえの両者に敬意を表します。こうした試みが、こどもたちの支援策に迷っている他の業種や企業のご参考になることを期待しています。」と語りました。
ALIAの瀬戸欣哉会長は、「暮らしを支える住宅部品メーカーの集団であるALIAにとって、すべての人の生活の豊かさを目指すSDGsの達成への貢献は重要な使命です。これまで取組が少ない社会問題分野の目標達成への貢献のため、こども家庭庁の設置などを踏まえてこのたびのプロジェクトをスタートさせました。」と語りました。
また、むすびえの湯浅誠理事長は、「こども食堂に限らず、誰もが安心して集まれる居場所づくりには、安全で衛生的、そして快適な環境が重要。その点からも、このたびのALIAのプロジェクトに期待しています。」と語りました。
こども家庭庁では、「こどもたちのためにモノや体験を無償提供したいが、どこに協力すればよいかわからない。」という方のために、マッチングネットワーク推進協議会を通して寄付先の調整を行っています。
こどもたちへの支援をお考えのみなさまは、下記までご相談ください。
◆こども家庭庁 支援局家庭福祉課(こどもの貧困対策担当)
kodomonomiraiouen●cfa.co.jp (※●をアットマークに変更して送信してください。)
※記載の役職名等の情報は2023年5月時点の情報です。
※ご参考:
・ALIAこども応援プロジェクト(一般社団法人リビングアメニティ協会 Webサイト)
・認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ Webサイト
・こども家庭庁 こどもの未来応援国民運動「マッチングネットワーク推進協議会」について