各地の支援団体

愛知県

一般社団法人 はすばな福祉会 [第9回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

孤独感を緩和できる相談場所、居場所をめざして

地域で数少ない不登校に悩む方の相談場所として「いい音(ね)ビレッジ」(今は苦しくても、いつかいい音(声)を響かせられるように)をスタートしました。不登校には「時間・お金・社会性・心の貧困」が重くのしかかります。本人とその家族の抱える悩み・困りごとを、一緒に考え解決の糸口を探していきます。定期的に同じ境遇の方達と交流し、孤独な毎日でもお互いが支えあえる関係性を築いていくサロン会も企画します。関心の高い課題について必要な情報を得る機会を設け、不安感の軽減を目指していきます。必要に応じて関係各所と連携し支援を拡げていきます。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

不登校に悩むこどもやその家族は、「学校にいけない」ことで自分を責め、孤独で苦しい日々を過ごしています。我が子が不登校を経験したスタッフが対応していきます。同じ悩みを抱える方が集まり、思いを話せる場、関心の高い情報を学べる機会を設けます。

1.医師、専門家による学習会や、不登校経験家族との交流会
こどもとの関わり方や、心身不調の整え方、進学や受験についてなど、専門家を招き必要な情報を得られる学習会を行います。

2.サロン会
不登校を経験した家族や、同じ悩みを抱える方達とお話会を行います。

3.電話や家庭訪問による相談支援
地域に開かれた市民活動センターや、自宅で相談支援を行います。

4.スタッフのスキルアップ
スタッフの資格取得、研修、講演会参加、施設見学をおこないます。

市民活動センターにある、不登校児支援事業「いい音ビレッジ」です。室内とスタッフの様子です。