各地の支援団体

埼玉県

一般社団法人コンパスナビ [第9回採択]

取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援

どんな境遇でもともにREスタートできる

社会全体で温かく若者を支える。そんな文化を築きたい。
コンパスナビは2015年、児童養護施設を巣立つ若者への運転免許費用助成をきっかけに活動を開始しました。自立の後押しとなるこの支援は企業CSR活動から始まり、現在の活動の原点となっています。実親を頼れず社会的養護のもとで育った若者が「公平なスタートライン」に立てるよう、住居・就労・生活自立支援や居場所づくりを行っています。「クローバーハウス」や「埼玉県女子自立更生センター」も運営し、地域と連携して若者の自立を支えています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

困窮している若者の生活再建を緊急避難住戸にて支える事業
さいたま市内に緊急避難住戸として新規にアパート一室を賃借し、緊急避難にかかる経費を賄い、専従職員の配置を行います。

・対象者 社会的養護経験者、社会的養育は受けられなかったが困難を抱える若者、自立更生を目指す刑余者の若者で概ね29歳まで

・所持金1000円以下、今夜寝るところがないひっ迫した若者から相談があった際に緊急避難住戸1戸を提供します。

・債務問題、DVからの逃走、妊娠葛藤などいくつもの課題で疲弊しきった彼らが安心して眠ることのできる緊急避難住戸とします。

・機動力を持って緊急避難住戸を迅速に提供し生活再建の足場としていきます。

居場所事業クローバーハウスでのお金の管理セミナー受講中、ゲームの要素を使って楽しみながら勉強しました