東京都
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
こども食堂や生活困窮者にフードパントリーを定期的に実施して食事や食材支援を行うとともに、利用者とのコミュニケーションを通じて、抱えている課題を見出し解決の方策を探ります。場合によっては行政などの支援につなげます。また、年2回、地域センタ―を借りてイベントを実施します。
・こども食堂「にっこりキッチン」は自宅を改修して成長期にあるこどもたちのために栄養バランスを考慮し手作りで月2回夕食を提供します。対象者はこどもの他、保護者、障がい者、高齢者です。
・フードパントリー:生活困窮のひとり親等20世帯に月1回、米の他、レトルト食品、野菜、果物、文房具を無償で配布します。受け取りに来られない人のために別の日や自宅に届けるなどをしています。
・ヤングケアラー支援:支援の必要なヤングケアラーを把握するため、に教育委員会の協力を得て区内の小・中学校において、普及啓発活動の一環として寸劇を実施し、ヤングケアラーについて生徒の理解を深めます。73校のうち50%を目標にしています。
・イベント:「縁日ごっこと多世代交流」(8月)、は縁日の他に高齢者が昔あそびをこどもに教え交流を深めます。「クリスマス会」(12月)を実施します。対象者はこどもから保護者、高齢者までを含む地域住民です。
2025年度、最初のこども食堂で、いつも遊んでいる仲良しグループのこども12人です。メニューはカレーライス、大根とさつま揚げの煮物、フルーツ缶、パンケーキ、コーヒー牛乳です。