各地の支援団体

東京都

一般社団法人Masterpiece [第9回採択]

取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援

親を頼りづらい若者たちが安心して利用できる「居」「食」「住」

虐待などの背景で親を頼りづらい若者のための、住居(シェアハウスやステップハウス)、食料配送、居場所事業を行っています。その他役所や病院同行など各種相談に応じています。児童養護施設や里親家庭などの社会的養護を経験した若者はもちろんですが、近年は社会的養護を経験していないけれども親を頼りづらい若者たちの相談も増えています。様々な環境で自分の声が抑圧されてきたこども・若者たちが「自分の声に気づく」社会を目指しています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

本事業の中では、「親を頼りづらい若者のための住居サポート強化」をテーマに、親を頼りづらい若者(児童養護施設などの社会的養護施設を巣立った若者や、何らかの理由で親を頼りづらい若者)が安心して住めるシェアハウスのサポート強化を行っていきます。虐待などの背景で親を頼りづらい若者が安心して次の目標(進学や就職、その他目標)に向かって行くことができるよう、ハード面(設備強化)とソフト面(スタッフによるサポート)の機能整備を行います。対象者は、おおむね18~29歳の若者で、社会的養護経験者またはそれに準ずる方です。

【実施方法】
・住居環境整備(設備強化)
・シェアハウスによる受け入れ、生活環境安定までの伴走スタッフによるサポート

シェアハウスでは交流のためのごはん会の開催や、野菜を育てる園芸活動などを行っています。