東京都
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
DV等の暴力被害により、さまざまな困難を抱えた女性たちやこどもたちの相談を無料電話やラインで受け、権利を擁護し適切な機関につなげるとともに、居場所を提供し、様々な自立支援のプログラムを行っています。さらに暴力防止のための講演や出前授業、支援者が適切に被害当事者に寄り添えるように養成講座も行なっています。
1.こどもに対応する支援者のスキルアップ講座を年度の最初と最後に開催し、こどもに寄り添い、こどもの話を丁寧に聞けるスキルを持った支援者を増やして、こどもたちにより適切な支援ができることを目指します。
2.10歳から25歳の若者を対象にした思春期ライン相談を週2回実施すると同時に、相談者のニーズに応じたアウトリーチを行い、相談者の困りごとの解決の道を一緒に探します。
3.傷つきを抱えた思春期のこどもたちの2泊3日のワークショップを開催し、自然体験や感情表現のワークを通して、こどもたちの仲間づくりや感情の解放をサポートし、自己肯定感を高められるような場を作ります。
4.母子関係が煮詰まりやすい夏休みに、DV被害母子の宿泊型のワークショップを開催し、母と子が別々に楽しめるプログラムをやりつつ、母子関係の向上を目的としたシーカヤック研修を行います。
こどもに関わる支援者のためのスキルアップ講座(2025.4.13開催)発達障害とDVの関係や、こどもの話の聞き方を1日かけて学びました。