長野県
取組事例の主な分野:学びの支援
長野県富士見町のカフェ&スペースひこうせんで、小中学生が自分らしく過ごすことのできる放課後の居場所「ひこうせん」を運営しています。またこども達を中心とした多世代に手作りの食事を提供する「ひこうせん食堂」や地域の不要な服や雑貨のリユースを行っています。
必要なこどもたちに手作りのお弁当を届ける「見守り弁当」事業や、キッチン・カフェスペースを貸与し、収益の一部をこどもの居場所に還元する取り組みも行っています。
・放課後の居場所「ひこうせん」を週2回開催します。ひこうせんの活動の一環として、こどもの貧困及び体験格差の課題を解決するため、タケノコ堀りや梅シロップづくり等富士見町ならではの自然・文化・食を生かした実践的な体験活動を実践します。これにより少子高齢化の中で活用されず、地域環境の悪化につながっている地域の貴重な自然資源を活用しながら、持続可能な開発のための教育(ESD)を実践します。
・葉や花、枝など自然の材料を活用したアート作品や多様な画材を活用した絵画等を通じて、表現力と創造力、心の声を聴く力を育む活動を行い、こどもの自己肯定感を高めていきます。
・地域の食材を活用した栄養価の高い夕食を提供するひこうせん食堂を行うとともに、諏訪地域のこども食堂をサポートする地域の無償の食の流通の仕組みづくりを行います。
カフェ&スペースひこうせんでの小学生6年生の卒業パーティ