兵庫県
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
こども食堂を利用するこどもたちに、学びの楽しさ、人とつながる楽しさを伝え、生きる力の土台を形成します。カウンセリングや心理学を学んだ教員志望の学生をこども食堂に派遣し、学習支援・ピアサポート・居場所づくり・相談活動を実施します。保護者には、相談活動を実施し、ケースによっては、学校・関係機関と連携し支援を継続します。他にも、ネット依存のこども、発達障がいのこどもとのキャンプも実施しています。
教員志望の学生をこども食堂に派遣し、4つの支援活動を多層的に実施します。こどもへの支援では、「あんなお兄さん、お姉さんみたいに、なりたいな」「大学生のお兄さん、お姉さん、かっこいいな、素敵だな」と思えるロールモデルの提示が極めて有効です。
1.学習支援…大学生が講師となり、小グループに対して学習支援を実施 し、基礎学力を身に付け学習の動機づけを高めます。
2.ピアサポート・・・大学生が毎週30分程度、ピアサポートプログラムを実施し、友達・仲間づくりをします。
3.居場所づくり・・・絵本の読み聞かせ、紙芝居、人形劇、ねんど細工、陶芸、などを体験します。
4.相談活動…こどもたちには、カウンセリングを学んだ大学生が、メンタルフレンドとして相談相手をします。保護者支援では、臨床心理士の資格を有するカウンセリングの専門家が、相談活動を無料で実施します。
こどもへのサポートの放置は社会的損失につながります。
本事業は「未来への投資」と位置づけています。
こども食堂で活動する、大きなリボンの学生ピアサポーターです。後ろに、クリスマス用の赤い帽子のこどもたちがいます。