各地の支援団体

兵庫県

NPO法人 こどもサポートステーション・たねとしずく [第9回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

0歳からのひきこもりを防ぐ~包括的伴走支援体制の基盤づくり

こどもの孤立・虐待予防をめざし、こども達が安心して学び・成長できる環境を提供します。経済的に困難な家庭訪問や居場所での支援を通じて、社会的つながりを促進し、持続可能な支援体制の構築に努めています。主に3つの事業を実施しています。
1. 「居場所支援」0歳~10代のこども達が気軽に立ち寄れる場所の運営
2. 困窮家庭への「訪問型家事・子育て支援」
3. 地域で支援者を増やし、ケアする人をケアする活動「支援者支援」

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

養育環境が整わず、学校や保育所等に行けずに家にひきこもっているこども達が外出する機会を得て、その年代や特性に沿った経験ができる日中の居場所を開設します。多年齢のこども達が集い、食事をし、遊びや学習、課外学習を行えるようにし、また、体験格差を是正できるよう野外活動などを取り入れます。さらに、親子イベントや面談、家庭訪問などを通じて保護者との関係を築き、こどもの生活環境を整えるよう働きかけます。必要に応じて当団体の「訪問型家事・育児支援」の利用や学校や行政、医療、地域団体などにつなげます。家庭の状況を見ながらこどもたちの生活習慣を整え、成長発達を促すための長期的な包括的伴走支援の体制を整えます。

1. こども達が安心して遊べる・学習できる居場所の提供
  平日3日間、10時~14時(年150日間)

2. 保護者を支える相談事業(年3回)

3. 自然遊び・アクティビティの機会の提供(年2回)

4. 乳幼児親子のための相談事業(月2回)

0歳~10代が無料でできるフリースペース「たねとしずくライブラリー」昼間は不登校のこども達の居場所として利用します。こども達は自由に本を読んだり、おしゃべりしたり、食事をすることができます。