奈良県
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
奈良市内及び近隣地域の小中学生から高齢者までの様々な世代で、貧困感・格差感・孤立感などの生きづらさを感じている人に対して、地域社会で相談ができ立ち寄れる施設を運営し、その取組を核にして、生きづらさの原因となる貧困と格差の連鎖・差別とマイノリティーへの無理解などの問題の是正に関する事業を行います。
不登校をはじめ「生きづらさ」を抱える児童・生徒・若者たちが、ともに学ぶことを通して、仕事や地域活動等の分野で社会的自立ができるようなることを目的としています。
そのために、地元である奈良市で誰もが生きづらさについてワンストップで相談でき、こどもや若者が無料で利用できる「居場所」であり「学び場」であり、仕事につながる「作業場」としての機能を備えた「小草学園」という施設を継続的に運営します。「小草学園」では平日9時から17時までの時間に小中高校生から若者とその保護者が相談等に訪れ、スタッフとも同じ境遇の仲間とも連帯感を培い、学びを進めていきます。
「小草学園」で理科の学習に参加しているこどもたち