宮城県
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
石巻圏域(女川町・東松島市・石巻市)でこども若者の居場所づくりを行っています。
主な活動は以下の通りです。
・こども若者総合相談センター事業(県委託)
・こどもの学習生活支援事業(市委託)
・居場所事業(自主)
上記の取り組みを通して、こども若者を支えながら、こども若者を支えていける地域づくりを行っています。
こども達を地域で支える居場所事業(通称:ほっとんち)
こども達が居場所(ほっとんち)に来ることで地域と繋がれ、そこに関わる地域の人たちもこどもたちと繋がり、こども達を地域の大人で支える居場所つくりを目的としています。
対象は石巻市内の不登校状態の児童生徒です。
学校等で人間関係に傷つき疲れた、こどもたちが、人と人との関わりで回復を少しずつしていく過程で早い段階で社会と繋がりを持つことで、こどもたちの他者への信頼の回復、そして今現在~大人になったときに孤立をしないための取り組みを行います。
そのための取り組みとしては
➀地域と顔の見える関係性作り
➁保護者会(保護者同士の繋がり)の実施
➂こどもの居場所を平日に実施(11:00-15:00)
の3つの取り組みを通じて、こどもたちの安心安全の居場所の確保をしながら、地域の人たちとのつながりを作っていきます。
ほっとんちに集まるこどもたち(小~高校生)と大学生スタッフが、お互いを知るための「自己紹介カード」を作成している風景