宮崎県
取組事例の主な分野:学びの支援
小1~中3までのひとり親家庭のこども達へ毎月16回ほど学習塾を開催しています。塾の開催時にお米や野菜などの食材配布も行い生活支援も同時に行っています。衣料品などは随時持ち帰りできるよう別室に展示し、また、送迎時には親との会話や相談等も受けており、必要に応じて関係機関へ繋ぐ役割も担っています。
1. 既存事業として学習塾の開催
勉強したいこども達への学力向上をめざし、高校進学までのサポートを行います。塾の様子から家庭問題などを察知しやすく、見守り的役割も担っています。実施回数は190回以上です。
2. 拡充事業として、畑での野菜つくりを行い、自分たちで育てた野菜を塾にくる家庭へ配布ができればと考えています。
昨今、お米や野菜の高騰により、更に生活が大変になっており、食費の軽減と親子で土に触れる体験も兼ねています。
3. 新規の取り組みとして、地元企業の協力を得て職場体験や講話などを実施しています。
こども達は早い段階で地元の企業や職業を知ることができ、地方の問題として若者流失問題の解消にもつながるのではと思っています。当塾のひとり親家庭のこども達の大半は大学へ進学せず地元企業に就職する割合が高い為、双方にとって相乗効果が見込めると思っています。
中学生の部 学習塾の様子