募金や寄付で支援する

その他の支援

東洋建設、中学生を対象とした特別見学会「海から学ぼう東京港」を開催

東洋建設(株)(東京都・千代田区)

2024年9月11日 掲載



8月26日、海洋土木を得意とする総合建設事業を行う東洋建設株式会社は、中学生を対象とした特別見学会「海から学ぼう東京港」を開催しました。同社は、こどもたちに海にふれあう機会と港の役割や建設会社の仕事に興味をもってもらえる機会を設けたいという思いで、昨年からこどもたちを対象とした見学会を開催。昨年は小学生を対象とした見学会を開催しましたが、今年は、7月に実施した小学生を対象とした見学会に加え、中学生を対象とした見学会も開催することを企画(夏季2回開催)しました。


同社の北村健サステナビリティ推進部長は、様々な事情で体験や学習機会が不足しているこどもたちを招待したいという思いから、各見学会への参加希望者を募る方法について、こども家庭庁の「こどもの未来応援国民運動」推進事務局にご相談くださいました。こどもの未来応援国民運動の「マッチングネットワーク推進協議会」構成団体のうち、各地の学習支援団体で構成する一般社団法人全国子どもの貧困・教育支援団体協議会(東京都・中央区)を通じて小学生、中学生、各保護者の参加希望者を募集、各見学会に約40名ずつの親子が参加しました。


8月26日の中学生を対象とした「海から学ぼう東京港」では、船の甲板からクルーズターミナル、コンテナふ頭、連絡橋、水門等の港の主要施設や海洋土木に欠かせない作業船等を見ながら、同社社員による説明を聞くことができました。下船後は会議室において、地球温暖化とブルーカーボン生態系に関する学習会が行われ、同社が2000年頃から取り組んでいるアマモ場造成についても紹介されました。また、測量体験会も開かれ、実際に建設現場で使用されているiPadアプリや測量機での測量を体験することができました。


参加した中学生からは、「船に乗ったのが初めてで楽しかったし、室内での勉強もとても興味深かった。」「ブルーカーボンという言葉を初めて聞いたけど、地球温暖化や生物、植物のことについて考えられることができてよかった。」「測量体験や標高の計算もおもしろかった。」「普段の生活では見る事のできない景色を見られ、知らなかった知識を知ることができて、良い思い出になった。」などの感想が寄せられました。



「こどもたちのためにモノや体験を無償提供したいが、どこに協力すればよいかわからない」という方のために、こども家庭庁は、全国的なネットワークを持つ団体と連携した「マッチングネットワーク推進協議会」を通じて寄付先の調整を行っています。
▼「マッチングネットワーク推進協議会」について、詳しくはこちらから
支援団体とつながろう(「こどもの未来応援国民運動」WEBサイト)

▼東洋建設のプレスリリースについて、詳しくはこちらから
「海から学ぼう東京港」を開催しました(東洋建設WEBサイト)
「親子で海から東京港を見てみよう」を開催しました(東洋建設WEBサイト)

※記載の役職名等の情報は2024年8月時点の情報です。

東京湾にかかる多くの橋や、様々な種類の船を見ることができました。
船の甲板から実際に見た船や主要施設等について、
船内でも詳しく説明いただきました。

ブルーカーボンの取組についてご紹介いただきました。
測量方法についてご説明いただきました。


iPadアプリで計測する方法を体験。
実際に現場で使用されている測量機。

関連情報