東洋建設(株)(東京都千代田区)
2025年8月26日 掲載
船上から見えた新客船ふ頭岸壁
海洋土木を得意とする総合建設事業を行う東洋建設株式会社は、7月28日(小学生対象)、8月4日(中学生対象)に特別見学会「親子で海から東京港を見てみよう!」を開催しました。同社は、こどもたちに海に親しむ機会を提供するとともに、港の役割や建設会社の仕事に興味を持ってもらいたいという思いから、一昨年よりこどもたちを対象とした見学会を継続して開催しています。
同社の経営企画部サステナビリティ推進課の北村健部長は、様々な事情により体験や学習の機会が不足しているこどもたちを招待したいという思いから、見学会への参加希望者の募集方法について、こども家庭庁の「こどもの未来応援国民運動」推進事務局にご相談くださいました。こどもの未来応援国民運動の「マッチングネットワーク推進協議会」構成団体のひとつである、各地の学習支援団体で構成する一般社団法人全国子どもの貧困・教育支援団体協議会(東京都中央区)を通じて小学生・中学生およびその保護者の参加希望者を募集。各見学会に親子約40名ずつが参加しました。
クルーズ船での東京港見学会では、東京国際クルーズターミナル、コンテナふ頭、レインボーブリッジ、豊洲市場、水門、排水機施設、東京ゲートブリッジ等の施設や、海洋土木に欠かせない作業船等を見ながら、同社社員による説明を聞くことができました。
小学生対象の会では、学習イベント「風の力で電気をつくろう!」が開催され、ペットボトルを使った発電の体験ができました。
中学生対象の会では、学習イベント「建設業の測量体験」が開催され、実際の建設現場で使用されているiPadアプリや測量機を使った測量体験ができました。
小学生対象の会では、「海の景色がきれいだった」「来年も参加したい」「夏休みの自由研究に活かしたい」「海のことをもっと調べたくなった」「初めてのクルージングだったので、親子で楽しめました」などの感想が寄せられました。
中学生対象の会では、「測量の最新技術を知ることができ、とても興味深かった」「建設業の状況を知ることができて良かった」「ものづくりの仕事を体験することができて良かった」「陸から見ることができない建設現場を見ることができて良かった」「夏休みにどこも連れて行けなかったので参加できて良かった」などの感想が寄せられました。
「こどもたちのためにモノや体験を無償提供したいが、どこに協力すればよいかわからない」という方のために、こども家庭庁は、全国的なネットワークを持つ団体と連携した「マッチングネットワーク推進協議会」を通じて寄付先の調整を行っています。
▼「マッチングネットワーク推進協議会」について、詳しくはこちらから
支援団体とつながろう(「こどもの未来応援国民運動」WEBサイト)
▼東洋建設のプレスリリースについて、詳しくはこちらから
小中学生イベント「親子で海から東京港を見てみよう」を開催(東洋建設WEBサイト)
※記載の役職名等の情報は2025年8月時点の情報です。