取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
家族のカタチにかかわらず暮らしていける包摂された社会の実現に向けて
子供だけではなく、親への支援をセットで行い、「生きること」を包括的に支援します。「インクルこども食堂」は、ひとり親世帯や被災し避難して来ている世帯、地域の高齢者や様々な方々がつながることのできる場として提供しています。また、参加された世帯の中で課題を抱える世帯へは個別相談などで対応しています。「いわて内陸避難者支援センター事業」では、東日本大震災により、住居を喪失された方々の生活再建に向けて、相談活動を行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 当事者支援とともに、企業や地域住民の理解と参画を目的とした、企業、大学との連携による社会体験提供と生活課題の解決のための子供支援の場づくり事業 主にひとり親世帯と子供たちに包括的支援を行うとともに、社会体験の場や居場所づくりなどを目的として事業を実施。地域共生型の「インクルこども食堂」のプログラムの中で、既に実施している、企業との連携による職業体験型の「しゃいん食堂」、大学訪問型の「がくせい食堂」を更に広げるべく多くの企業の参画と地域づくりを促進させる。また、「子ども食堂」でつながった課題を抱えた親子の生活全般の支援を実施する「インクルすてーしょん」(特にひとり親世帯)により、課題解決の出口を作る。シェルターの機能も持たせ小規模かつ包括的対応を行う。また、企業や、一般市民の方々より寄せられる学用品やスーツなどの提供、レンタル事業とあわせ、学用品等の家計負担の軽減も図る。
成果報告
- 企業の社会貢献活動の機会としての「しゃいん食堂」(12回・511名)。
- 地域の大学と連携した「がくせい食堂」(4回・102名)。
- 社会的家族機能を持つ居場所の開催「インクルすて~しょん」(12回・93名)。
しゃいん食堂プログラムでは、地域の企業の協力のもと様々な職業体験を通じ子供たちの職業観を培います。写真は自転車で発電する体験をしている様子です。