各地の支援団体

岩手県

NPO法人 もりおかユースポート [第1回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

「朝の子ども食堂」で一日の活力となる朝食を!

中学生の学習支援を平日の夜間や休日にしていると、ちょっと小腹がすいた時やリラックスしたい時に食べてもらおうと用意した菓子パンやお饅頭などを、開始早々、黙々と食べ始める子供たちがいることに気づきました。
「きっと家で食べてこられなかったんだな…。勉強より先にすることがあるのでは?」と考え、登校前の朝食提供を始めました。少数のスタッフでも続けられるよう、献立はシンプルに。食材は寄付やフードバンクなどと連携して経費削減。ホットプレートで焼く程度ですが、子供たちも「調理」に関わり、生活していく力を身に付ける機会をつくっています。ほかに、居場所提供なども行っています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 朝の子ども地域食堂:小中高生100名(月延べ)に週3~5回開催。
  • 不登校生徒の居場所提供、放課後の居場所提供(学習支援、進路相談、専門支援機関との連携):小中高生と家族200名(月延べ)に週3~5回開催。
成果報告
  • 朝の地域子ども食堂(35回・106名)
  • 居場所、相談、学習支援(町子屋広場):地域のコミュニティースペースとして地域の方々と交流する場の提供。生活困窮世帯に少なくない不登校の子供や中途退学した子供の社会復帰のベースとして活用(135回・886名)。

基金を活用し、地域の人たちとともに子供たちを見守る場をつくり、子供たちが生き生きと暮らし、地域社会とつながって安心して成長できるよう、力を尽くします。ご支援ありがとうございます。