各地の支援団体

宮城県

NPO法人 亘理いちごっこ [第1回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

「地域における大きな家族」のような場所で、子供たちを温かく支える

「いちごっこに行けば誰かに会える、おしゃべりできる。」地域の大きな家族のような場所です。東日本大震災後、被災した方が「温かくバランスのとれた食事」を通して、少しでも心と体を癒し、明るさを取り戻せるようにと活動を始めました。亘理町の各機関、小中学校、民生委員などと連携し、貧困状況にある子供たちを支援につなげます。
子供たちへの食事や学習支援に加え、県内外で子供支援を行う他団体への視察や情報交換を行い、よりよい事業展開を目指します。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 亘理町の貧困状況にある子供に関する調査:福祉課・教育委員会・社会福祉協議会、小中学校を対象に実施。
  • 寺子屋:小中学生(延べ1,800名)を対象に、学習支援(週3回)。
  • 子ども食堂:小中学生(延べ120名)を対象に、食事の提供(月1回)。
  • スタッフ研修会:福祉に関する研修会、教育に関する研修会。
成果報告
  • 亘理町の貧困の状況にある子供に関する調査
  • 学習支援教室「亘理いちごっこ」:無料の学習支援と居場所の提供(194回・30名)。
  • 子供食堂(月2回)
  • スタッフ研修会(5回・2名)

基礎学力・学習習慣の定着を目的として活動をしています。その他、異なる学年の子供や大学生スタッフとの交流で、社会性やコミュニケーション力を育んでいます。また、机に向かう学習だけでなく、百人一首や将棋などの「遊びながら学ぶ」時間も設けています。