各地の支援団体

宮城県

NPO法人 まきばフリースクール [第2回採択]

取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援

誰もが自分らしく、安心して生きることのできる地域の実現

誰もが自分らしく、かつ周囲と調和して、安心して生きていける地域社会の実現にむけて、フリースクール・就労支援・グループホーム・ファミリーホーム・自立援助ホームの運営を行っています。縁あってつながった一人の必要に対して、あるものを活かし、ないものは創るという思いをもって、利用者も職員も共に日々活動しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 当団体の自立援助ホームやファミリーホームには、家族の支えが薄く、10代後半にして就労自立しなければならない子供たちがいる。またフリースクールにも、様々な事情で中卒・高校中退の子供が増えている。彼らにとって就労自立は間近だが、同時に生活や教育などあらゆる体験不足から、就労の継続が難しい状態でもある。生い立ちからくる低い自尊心が、失敗体験によってさらに傷つけられ諦念に至り、ひきこもりの長期化や、ギャンブル・異性関係等への逃避、性産業に走るなどより深刻な問題となっていく。
    そうした背景から、働く基礎となる健全な自尊心と人や社会とつながることへの意欲を高め、必要なスキルを獲得し、将来に渡り安定して自立生活を継続し、貧困を防止することを目的とし、以下の事業を実施する。
    ・居場所の提供
    ・体験学習
    ・就労体験
成果報告
  • 子供や家族を必要な支援に結び付ける窓口:電話やメール、来所相談にてニーズを把握し、適切な支援につなげる。通所困難な場合は訪問相談を実施(子供23名・家族等34名)。
  • 日中自由に過ごすことのできる居場所の開放:スポーツ・音楽・食(料理・農業等)に関するプログラム活動(240日・150回)。

毎年のフリースクール恒例行事サマーキャンプ in 網地島