取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
経済的困難を抱える子供の「自己肯定感」と「生きる力」を育む居場所づくり
STORIA は、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的に、経済的困難を抱えた子供たちが、「自分らしくいられる場所」「生きる力を育める居場所」づくりを行っています。 地域や企業・大学などの多様な機関と協働しながら、食育・学習のサポート・体験学習を行い、子供たちの「自己肯定感」と「考える力・伝える力・協働する力」を大切に育んでいます。また、保護者には家庭支援とピア・コミュニティー(保護者同士で語り合う・支え合うコミュニティ)づくりを行い、地域とともに包括的な見守りを行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 経済的困難を抱えた子供たちが、「生きる力」を育み、小学校を卒業した後も地域や他団体と連携を強化しながら切れ目のない継続支援を受けられる協働体制を構築していく
■子供
①「自己肯定感・生きる力」を育むための体験学習の実施と効果測定を行う。
②STORIAを卒業した子供たちの継続支援と併せて、中学生のボランティア・コミュニティーを発足する。
■保護者
保護者同士が安心できるピア・コミュニティーを発足し、助け合える関係性、助けを求められる関係性を構築する。
■地域
地域住民と保護者・子どもが交流できるコミュニティカフェを月1回開催し、地域で支え合える関係・助けを求められる関係を構築する。
子供の「生きる力」を育む活動として実施した起業体験「子どもカフェ」の様子。(2018年)