各地の支援団体

宮城県

NPO法人 TEDIC [第1回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

夜の「温かいおうち」のようなスペースで、子供の安全と心を守る

すべての子供が「生きていてよかった」と思える社会をつくるために。
子供の貧困対策として、学習支援・夜間の居場所事業・子ども食堂運営などの活動をしています。 子供たちの「サイン」をキャッチできるように、石巻地域の各支援団体全体で、子供の貧困に関する理解を深めます。当団体がハブとなり、支援を必要とする子供たちを、行政機関を含む支援機関へつなぎ、サポートすることを目指しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 研修会:石巻地域で子供・若者・子育て支援に従事する団体や関係機関を対象に、子供の貧困への理解を促進し、支援が必要なケースを支援機関につなぐ体制を作る。
  • ケース連携体制作り:石巻地域の約20の関連団体の各活動拠点を2ヵ月に1回程度訪問し、情報交換を行い、連携体制を築く。
  • 子供の貧困対策の取り組みサポート:子ども食堂や夜の居場所事業の立ち上げノウハウの提供、ハンズオンサポート、支援希望者と各団体のつなぎを行う。
  • トワイライトスペース事業:石巻地域でさまざまな困難を抱える小中高生に、17~20時に、学習・食事・遊びなどができる居場所を提供(週1~2回)。
成果報告
  • 子供等の支援に関わるNPO及び行政等の関係者に対する研修:子供食堂を起点とした支援の手法、乳幼児期からの切れ目ない子供支援のあり方等についての研修及び意見交換(3回・111名)。
  • 石巻地域の子供の支援に係る団体に対する助言、伴走支援:ソーシャルワーカーが各団体を訪問し、活動に対する助言をするとともに、当団体の子供の貧困対策事業担当者によるノウハウの移転、伴走支援、各団体への子供の接続(32回・15団体)。
  • トワイライトスペースの運営(26回・11名)

石巻市内のNPO団体が集まり、子供を取り巻く背景について、理解を深め合いました。