茨城県
NPO法人 ひたちNPOセンター・with you [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
学習支援と同時に、「親子の心の安定」をサポート。生活環境の向上を目指す
生活困窮世帯の子供のための「無料塾」を開設。現在は日立市に4ヵ所、土浦市に1カ所の教室があります。小中学生の補習と、中学3年生には県立高校合格を目指す受験指導を、不登校児には無理なく学校へ復帰できることを目指した学習支援をしています。
親子の生活の質の向上を願い、孤立しがちな親を支援するための相談事業も行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 学習支援:生活困窮世帯の小中高生への補習授業。学習の習慣を身につけ、高校以降の自習の習慣を形成できるよう指導。大学進学を含む幅広い選択肢を得られるよう、中学3年生には公立高校受験対策を指導(週1回)。
- 親支援:特に母子家庭の母親などへ、日常生活の不安や子育て、職場での悩み相談を行う。臨床心理士、社会保険労務士、教員経験者の支援を計画(長期休暇時に随時開催)。
- 親子のための文化事業:親子の心の豊かさと余裕を形成する文化的事業や、学生・社会人との遊びを通じたふれあいの機会を作る(長期休暇時に3回)。
成果報告
- 生活困窮世帯等の児童を対象とする学習支援(52回・354名)
- 母子世帯を中心とする生活困窮世帯等の親子の文化体験(2回・20名)
- 母子世帯を中心とする生活困窮世帯等の親支援:元教員や臨床心理士、社会保険労務士等の専門知識を有する相談員が、夏休み等の期間を中心に子育てや就労に係る相談受付(5回・5名)。
部屋の奥では、勉強後の読み聞かせが行われています。子供たちだけでなく、講師の方々も興味津々の内容です。手前では、講師の方々の専門分野を生かした学習支援が行われています。