各地の支援団体

北海道

特定非営利活動法人 麻生キッチンりあん  [第7回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

自分の夢を叶えるために必要な力「非認知能力」を育む

ひとり親家庭のこどもに対する学習支援と食支援を、関連するNPO法人や大学と連携し実施している。またこども食堂を毎月1~2回開設し、こどもに対する食支援を実施、またこども・若者の居場所づくりとして施設を開放している。地域のボランティアの方に事業に参画してもらい、商店街に加入し商店街の宣伝やイベントへも参加し、地域との密接な関係を構築している。こどもの育成は、地域とともに、との思いで活動している。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

・季節の食材を使った「おうちごはんをつくろう」
ふだんの食事と季節の旬の食材を組み合わせ自分たちで献立を立て、買い物から調理、後片付けまでを行う企画である。望ましい食習慣が身につくことは、辛抱強さ、あきらめない心、考える力、コミュニケーション能力の向上などにつながり、困難な状況にあっても乗り越えることができる精神力の涵養につながる。
・経済的困窮状態にある保護者の就労支援
子どもの貧困は、保護者の経済的困窮が最大の原因である。一時的な支援では状態は改善されない。麻生キッチンりあんが加入する商店街の組合員とも連携し、継続的に支援していく。
・こども食堂の運営
不規則になりがちな子供の食事支援を実施、月に1、2回の実施で50食以上を提供している。
・こども・若者の居場所
居場所のない、こども・若者に気持ちを開放し安心できる場所を提供する。
・自然体験
自然体験を通しての学習以外の学びを体験する。コロナ感染防止のため在宅時間が多い子供たちの閉塞感の打破などに効果が期待できる。

藤女子大学隈元ゼミの学生が講師となって 季節の行事のお料理教室~ちまきを作ろう~を開催した。