各地の支援団体

北海道

(公財)さっぽろ青少年女性活動協会  [第5回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

全ての子供・若者と女性の社会参加の促進と機会の保障

児童館や若者支援施設などを運営するなかで、様々な子供・若者に出会ってきました。これまでに培ってきた専門機関や地域・地元とのつながりを活かして、経済的に生活が厳しかったり社会的に孤立せざるを得ない状況にあったり、家庭機能の補完が必要な子供・若者・家族を支える場をつくり、広げていきたいと思っています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • ・子ども・若者の居場所「いとこんち」の開催
    経済的困窮や社会的孤立状態にあり、家庭機能の補完が必要な子供・若者・家族を支える場づくりを目的に、一軒家型の居場所「いとこんち」を設置する。概ね13歳~19歳(児童養護施設等の出身者は24歳まで、ひとり親は29歳まで)の若者のうち、本事業の利用が必要と判断される場合に、本人及び保護者からの同意のもとに、食事・居場所・学習支援、訪問活動などを行う。
    ・子ども・若者の居場所「いとこんち」事業報告会の開催
    協力団体、さっぽろ子ども・若者支援地域協議会構成機関のほか、一般市民などを対象に、本事業報告会を行う。
    ・「いとこんち」ネットワークの設立
    札幌市内における「いとこんち」の拠点拡充に向けて、里親研修受講者や支援機関退職者等を対象に、研修会や報告会の開催、報告書の作成などを行い、子供・若者の受け入れに関心のある家庭向けに説明や体験を実施する。

    子ども・若者の居場所「いとこんち」で、いとこ(子供)と、おじさん・おばさん(スタッフ)が一緒に夕方の時間を過ごします。