各地の支援団体

北海道

公益財団法人 さっぽろ青少年女性活動協会  [第7回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

全てのこども・若者・女性の社会参加の促進と機会の保障を目指す

児童館や若者支援施設などを運営するなかで、さまざまなこども・若者に出会ってきた。
経済的に生活が厳しかったり、社会的に孤立せざるを得ない状況にあったり、家庭機能の補完が必要なこども・若者・家族のために、これまでに培ってきた専門機関や地域・地元とのつながりを活かして支える場をつくり、広げていく実践に取り組んでいる。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

①こども・若者の居場所「いとこんち」
経済的困窮や社会的孤立状態にあり、家庭機能の補完が必要なこども・若者・家族を支える場づくりを目的に、一軒家型の居場所を設置する。学校・児童相談所・保健師・警察等の専門機関と、近隣保育園や主任児童委員等の地域の見守りの双方からの紹介を通じて、概ね10代(児童養護施設等出身者は24歳まで、ひとり親は29歳まで)を対象に、食事や入浴、学習等が可能な家庭的な時間・空間を提供する。
②コミュニティサロン「みんなの休憩処ひとてま」
地域住民が「ご近所先生」となって、いとこんち利用者のこどもたちに文化活動の体験機会を提供するなど、交流の機会をつくる。
③就労や就学に向けた実効的な支援
シングルマザーには、就労に役立つスキル・資格取得のためのオンライン講習等を実施する。小中高生には、学習支援や進路相談等を行う。

クリスマスには、こどもたちが大集合。季節行事を大切にしている。