各地の支援団体

群馬県

NPO法人 ひこばえ  [第3回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

居場所の提供や学習支援を通じて、貧困の連鎖から抜け出す手伝いをする

様々な事情を抱えている母子家庭の小学生を対象に、週に一度、学習支援を行っています。子供たちの気持ちを受け止めたり、それぞれの学習レベルに合った学習支援をしたりするため、なるべく1対1で教えられるように配慮しています。また、IT企業の協力を得たプログラミング学習や、季節ごとの楽しいイベントも行っています。さらに、母親の心の安定や日々の生活への意欲を深めることを目的に、母親を対象とした「お母さんカフェ」も開催しています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 無料の学習支援
    毎週土曜日 14時~16時(講師は事前準備、事後ミーティングに参加)
  • お母さんカフェ
    年に3回程度、子供たちが学習している間に、母親の話をボランティア講師が傾聴し、母親の気持ちの安定を図ることで、家庭生活や就労に対する意欲を増進させる。
  • 各種イベント
    夕食会、プログラミング学習、七夕パーティー、大人の話を聞く会、ハロウィンパーティー、クリスマスパーティー、年度末パーティー等
  • 心のケア研修
    学習会の講師向けの研修講座。グリーフプログラム・ファシリテーターを講師に迎え、子供たちへの接し方を学ぶ。

成果報告
  • ・小・中学生を対象とした学習会の開催(39回、154名)
    ・虐待防止のための子育て親育ち講座の開催(1回、22名)
    ・七夕パーティーやクリスマスパーティー等、各種イベントの開催(7回、53名)
    ・母親の話を傾聴し気持ちの安定を図る「お母さんカフェ」の開催(2回、4名)

個別指導で落ち着いて学習に集中する子供たち