群馬県
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
定期的活動は週3回を目安に、あらゆる年代を対象に地域の居場所活動を行っています。加えて、生活困窮しているひとり親家庭等に対し、隔月でフードパントリーの食支援を行っています。さらに、昨年度からひとり親家庭等の幼児・学童を中心に居場所で預かることや親子で活用できる居場所活動を定期的に計画しています。地域のだれもが利用でき、その人らしくいられる居場所としてこどもを交えた活動を推進したいと考えています。
本事業のねらいは、生活に困窮しているひとり親家庭等の親子が健やかな生活が送れるための物心両面での支援を行い、親子が安心して過ごせる居場所を提供することです。
主な活動内容は、
1.生活困窮しているひとり親家庭等への食支援事業として、フードパントリーを2か月に1回実施します。
2.ひとり親家庭等の3歳から小学生までのこどもを対象に、毎月1回日曜日の午後にこどもを預かり、ボランティア学生やスタッフ等による遊びや学習支援を実施します。
3.ひとり親家庭等の親同士の交流や意見交換の場や機会を確保するために、5月・8月・12月の年3回、親子の交流会を開催します。
4.本活動は、地域の方々や学生ボランティア、保育士等の専門職ボランティアの協力を得ながら実施します。
5.看護職スタッフによる育児相談・健康相談の対応等は適宜実施します。
<2023年8月に行った親子の交流会の様子>
親子で楽しいひと時が過ごせるとともに、親同士の本音の意見交換もできました。