埼玉県
NPO法人 フードバンクネット西埼玉 [第3回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
地域に役立つフードバンクの仕組みづくりに取り組みたい
地域の中のいろいろな立場の人や団体が、連携し、つながって活動している草の根のフードバンクです。「優しさのプラットホーム、フードバンク」「もったいないを、ありがとうへ」「いつでも食べ物がもらえる場所がある、それは生きる権利を守ること」以上、3つの理念のもと、活動しています。地域に密着した、顔が見えるフードバンク活動です。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 現在、各地の子供や子育てを支援する取組の中で、子供食堂や宅配弁当、食事作りボランティアの派遣など、「食」を通じた支援が実施されており、そうした活動を支えるフードパントリーとしてフードバンクの役割に期待が寄せられている。地域のフードバンクが、ニーズに応え様々な活動の下支えとなることを目的に、普段の活動の充実を図るほか、IT技術者の協力のもとにフードバンクの在庫状況を地域で共有する仕組みや、寄付食料の管理・分配の効率化を目指し、クラウドを利用した情報共有システムを検討する。
併せて、貧困問題や地域福祉の研究者による地域のフードバンクの有効性に関する調査を実施する。
成果報告
- ・フードバンクの在庫状況を地域で共有する仕組みや、寄付食料の管理・分配の効率化を図ることを目的とした、クラウドを利用した情報共有システムを検討(2020年1月から、試験運用開始)
・フードバンクを利用している団体や公的窓口を対象とした実態調査と報告書の作成(アンケート調査30ケ所、報告書100部作成)
・フードバンク活動の効率化と充実の検討:先進団体の視察や、月1回の定例会での情報共有を行うことで、フードバンク活動への理解を深め、企業からの新たな食料支援や食料取扱量の増加を実現した。
地元の百貨店もフードドライブの場所を提供してくださるなど、活動を応援していただいています。