埼玉県
取組事例の主な分野:学びの支援
◯目的 全てのこどもに様々な学びを支援する寺子屋を提供
◯対象者 非課税世帯を優先した蓮田市内近隣市町村のこども
◯実施方法 地域ぐるみで蓮田市内近隣市町村のこども達へ学びを主とした経験の提供を目指していく、はすだ寺子屋事業を実施。
本来、こども達の学びとは収入に制約を受けるものであってはいけないと考える。はすだ寺子屋は、誰もが自由に学びの主体性を育てていける寺子屋を運営していく。こども達の主体性(自主的に勉強をする習慣)を育て持続可能な自立出来る教育を目指す。
また、現役の塾講師、学生ボランティアの運営により質問や勉強方法を教え学習塾とは違ったサードプレイスの提供をしていく。
目的:経済的な理由により学習塾へ通えないこどもたちの学びのサポート
必要性:経済的に裕福な家庭の子どもは、小学校から塾に通い、名門私立中に入学して、在学中も塾に通って難関大学に合格するというコースを歩める。一方で、貧しい家庭の子どもは、公立校で落ちこぼれてしまっても補習塾に行けない。親の収入によって、塾などの学校外教育を受けることのできる家庭と、学校外教育を受けることができない家庭との間で機会不平等が生まれている。「生まれ」による格差を減らす。「公」が不足するところを「私」が補い、「私」が不足するところを「公」が補い相補関係のなかで子どもの資質・能力を高めていくことを目指す。
はすだ寺子屋にて勉強に取り組むこどもたちの様子。