各地の支援団体

埼玉県

川越子ども応援パントリー [第8回採択]

取組事例の主な分野:新たな社会課題や支援ニーズに対応した事業

こどもたちの未来を共に切り開く

川越市内にある二ヶ寺(最明寺、本応寺)で、主にひとり親家庭への食料支援「フードパントリー」と、困難をかかえるこどもたちを対象に、こども・若者の居場所・学習教室「てらこや」(最明寺教室・本応寺教室)、「まごころユースプレイス」を運営しています。また、近年はとくにこども若者の未来応援事業として、音楽や美術活動を行う体験増進事業に力を入れています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

主には経済的困窮家庭の子で絵を描くことが好きな子に美術のスキルやセンスを磨かせて自己肯定感を高めたり、将来の進路を展望させたりすることを目的に、制作した作品を企業にリリースする事業を展開します。

1.こどもたちにとっては発表の場、作品を認めてもらう場、日常生活の中でのやりがいとなります。

2.当会にとっては収益事業の1チャンネルとなります。そして今年度で基盤を作れば、以降は収入を得ながら作品を制作していくことができるので、持続性のある事業でもあります。

3.また、作品を借り受ける企業にとっては、税法上「経費」でまかなえる点で負担が少ない上、困難を抱えたこどもたちを支援するというSDGsの活動に参加し企業価値をあげることができます。
このように、関わるあらゆる主体がメリットを享受しうる事業でもあります。

「絵を描くのが好き」から「作品」制作を通じた自己表現へ