取組事例
虐待やネグレクト(育児放棄)、親の死別など、さまざまな理由から児童養護施設で暮らす子供たち。高校卒業後は退所し、経済的援助を期待できる人も少ないなかで、自立して生活しなければなりません。
そこで、高校卒業後に就職を予定している子供たちを対象に、教習所での普通免許取得費用を助成しています。就職活動に生かすことができ、生涯にわたって役立つ運転免許により、子供たちの自立を継続的にサポートしています。
利用者からは「この制度がなかったら、免許はあきらめていたと思います。多くの人がサポートをしてくださったことを忘れず、社会人としてしっかり生きていこうと思います」などの言葉をいただいています。